シンプルに考える〜クレジットカード選びの考え方〜
エコゴリです。
複雑なこの世界、シンプルに生きましょう。
はじめに
最近、世の中のクレジットカード熱が高まってますね。
僕がその情報ばかりを集めるようになったからそう思うということはさて置き、海外ではキャッシュレス化が進み、日本も例外ではありません。
今後も、クレジットカードを使う人は増えこそすれ、減ることはないでしょう。
※だから、VISAやマスターカード、アメックス株に投資するべきかどうか、という話も白熱してますね。
そんな状況ですから、クレジットカードを発行してみようかな?という人も多いのではないかと思います。
クレジットカード発行の目的
クレジットカードを利用するメリットや特典などの情報が、ネット上には氾濫しています。
中には、
利息なしでお金を借りられる
とか
支払いを遅らせることでその支払い金額分の運用益を得られる
といった、もはや一般人が考える必要のない経済的なメリットが紹介されることさえあります。
そんなに難しく考えなくても、クレジットカードを発行する目的として第一に考えるべきは、ポイント還元で得をすることだと思います。
クレジットカード界隈の現状
とはいえ、あまりにも情報が氾濫しすぎていることと、不必要なまでにポジショントークが横行していることで、本来の目的を見失いがちになっているのではないでしょうか。
ポイント還元率アップのために、年会費を払う。
特典を受けるために、年会費を払う。
ステータスを得るために、年会費を払う。
特に批判する意図はありませんが、例えば年会費税込54,000円のJCBのTHE CLASSなどです。こういうのは、上手くコレクター魂を刺激していますよね。
ステータスカードは特典がすごい!と保有が正当化されますが、たいてい「〇〇を利用した時に〜%OFF」という特典ばかりで、あくまでも追加の出費が安くなるだけというパターンが多いです。
※もちろん、日常的に特典の〇〇を利用していて、その還元額が年会費を上回るのであれば、持つ意味はあります。しかし、そんなケースは滅多にないでしょう。あれば、本当に幸運だと思います。
企業は、あの手この手で年会費のデメリットを隠すため、メリットを協調します。
戻って、上記の例ですね。
ポイント還元率がアップします!
こんな特典があります!
最上級のステータスです!
年会費であれ、特典であれ、クレジットカードを持つことで、
出費がかさむようであれば、それは目的が違う、そう思うのです。
クレジットカードへの向き合い方
僕の考えでは、クレジットカードに期待すべきは、ポイント還元です。それだけです。
年会費を払ってまで、期待すべきことはないと思います。
年会費無料のカードでは、カード会社はキャッシング手数料やリボ払い手数料、店舗からの手数料がメインの収益源です。年会費無料だと、ポイント還元の基準は「1%」です。逆に言えばその程度しか還元ができないとも言えます。
100万円使っても1万円還元。
200万円でも2万円還元。
少ないな、と思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなもんです。
世の中、フリーランチなどそうそうありません。
その現実をしっかりと認識する必要があるのではないでしょうか。
最後に
本ブログで一貫して主張しているのは、手段ありきで目的が設定されるのではなく、目的ありきで手段を考えることです。
目的が節約なら、年会費のかかる特典豊富なカードを持つことは手段ではありません。
本来はコスト0だったものが、特典のコスト50が30になって20得をしたと錯覚してしまいます。
これは、手段ありきで目的が追加コストの削減、にすり替わってしまう例です。
目的が節約なら、コスト-5を目指しましょう。
つまり、年会費無料で、ポイント還元を受けることです。
それでは。