お支払い回数は如何なさいますか?
エコゴリです。
行きつけのドラッグストアで、「お支払い回数は如何なさいますか。」と聞かれることがあります。
1万円や5万円の買い物ならいざ知らず、100円や200円の買い物で、です。
辱めを受けているような感覚になり、いつも答えるのが億劫になります。
「1回以外にありますか?バカらしい質問しないで下さい。」と答えたくなりますが、チキンな性格なので、そんなことは言えず、「1回で。」と答えます。
この不毛なやり取り、本当になんとかならないのでしょうか。
マニュアルで決まっているのだから、そんな小さいことに目くじらをたてる方がおかしい。
そんな声も聞こえてきそうですが、人によって尋ね方は違うのです。
「1回払いでよろしいですか?」この問いを受けた時は、いつも安堵します。
「はい。」と返す時の、スムーズなやり取りを終えた満足感は何とも言えません。
つまり、たとえマニュアルがあろうとも、1回払いが当たり前で、分割払いが例外であるというコンセンサスのもと、合理的な質問ができる人はできるのです。
(正直、ここのところはあまり詳しくありません。実は、少額でも分割払いにするメリットが何かあるのでしょうか?)
このマニュアルから一歩抜け出す工夫ができるかどうか、これは非常に重要なことであると思います。
決められているから、みんながしているから、と思考停止してしまうことは、価値観の多様になったこれからの時代には、あまりに危険だと思います。
技術革新のスピードに法制度が追いつかず、現実との間に歪みが生まれているという話をよく聞くようになりました。つまり、マニュアルはすぐに陳腐化します。
ちょっとした工夫の積み重ねができるかどうか、それが将来を大きく左右するようになる、そう思えてなりません。
それでは。