米国株投資において、シーゲル教授もレバレッジを推奨!?
エコゴリです。
極論ではありますが。
全資産に占める株式の割合
一言で金融資産といっても、株だけではなく、現金はもちろん債券や不動産、金など世の中には様々な資産の種類があります。
通常、機関投資家は株式だけではなく、債券なども組み入れてなるべくリスクを最小化できるようなポートフォリオを組んでいます。
もちろん、個人投資家も例外ではありません。
僕は現在、株式297%くらいの無謀とも言えるポートフォリオを、さらに放置するという戦略とすら言えない戦略をとっています。
一方、普通の人はなるべく元本割れをするような事態には陥りたくないですよね。
それでは、どのような資産配分にすればよいのでしょうか。
経済学者のジェレミー・シーゲル教授は、著書「株式投資第4版」にて、過去200年間の株式と債券の利回りを計算したときの望ましい資産配分を、投資家のリスク選好度と資産の保有期間に応じて、以下の表にまとめています。
注目すべきは、多少なりともリスクを受け入れられる投資家にとって、30年以上資産を保有し続ける場合には株式の割合が100%を超えている点です。(笑)
黄色塗りのところですね。
つまり、過去200年間の実績に基づくと、レバレッジをかけて株式を持つことさえ容認できる計算結果が出ているのです。
僕にとっては非常に心強いエビデンスではありますが、300%というのはちょっと普通の人の許容範囲を超えていますので、同じにようにしてみたらとは全く勧められません。
まぁこの表を見る限り、多少のリスクも厭わないのであれば1年という短期間においても、資産の半分を株式で持つことには合理的根拠があるのです。
資産を最大化させたいなら株式一択
投資には、リスクがつきものです。
それは、現金とて変りません。
であるならば、リスクは受け入れるべきではないでしょうか。
以前にも述べたように、投資における「リスク」とは、普通の人がイメージする「危険」という意味ではありません。ただの「変動」です。
そこで改めて先程の表を見ると、「リスク容認派」とありますが、これがデフォルトだと僕は思います。
そして、30年以上の長期投資を見据えるなら、株式100%でも問題ないと考えるのが、現時点で最も合理的だと思います。
最後に
とはいえ、何度も言っているように、過去がそうだから未来もそうだとは限りません。
僕たちが恐れるべき危険は、過去の経験則の範囲を突き抜けたブラックスワンが起こることです。
投資は自己責任で。
それでは。