トイレで用を足すと水で流れていく奇跡。
おはようございます。
ecogori07です。
本当に有り難いことです。
地球には、2017年時点で76億人の人間が生きています。
その中で、実は10億人が屋外で排泄をしています。
信じられますか?
外で用を足すなんて、大体の日本人からしたら相当な緊急事態ですよ。
あまりにも地域にバラツキがあるので、こういう言い方をすると正確ではないのですが、実に地球の全人口の13%が、いわゆる野◯そをしていることになります。
野◯そなんてコミカルな言い方をしていますが、外での排泄って、かなり深刻な問題を内包しています。
まず、当たり前ですが衛生的ではありません。
そこかしこに汚物が散乱しているような状況ですから、虫などを介して感染症で亡くなる人が後を絶ちません。
また、男はもちろんですが、女性だって外ですることになります。
すると、性暴力の被害者になってしまう恐れが生じます。
プライバシーに配慮して昼間を避けて夜に屋外に出たところ、襲われる、というような事件も頻繁に発生しているようです。
このように、世界的にはそれなりに深刻な問題として扱われているのです。
一方、ぼくは幸いにも野◯その経験はありません。
あえて言うと、小学校の時、家まで残り100メートルを残して力尽きたことがありましたが、それでも、モノはパンツの中に収まりました。
逆に言えば、野外で放散することよりも、パンツの中に収めることを選ぶくらい、外でケツを出して用を足すことは考えられないことなのです。ですよね?
やはり、モノが目に見える形でその場に残ってしまうことを恥と感じる武士道の名残のような抵抗感が一因でしょう。
放置する罪悪感も伴って、野◯そは日本人には馴染みません。(当たり前)
そんなこともあってか、我が日本では、上下水道のシステムが世界でもトップクラスに発達しており、トイレで用を足すとクイッとレバーを傾けるだけで、全て流れていきます。
後に残るのは爽快感だけです。恥も臭いも全て流れてあとは野となれ山となれです。(実際は海になると思いますが。)
改めてこれって、奇跡的なシステムですよ。有り難いシステムです。
このような最強のインフラ整備こそ、世界のために日本が貢献できる手段の一つではないでしょうか。
バス・トイレ別がいいなんて、とんでもない贅沢だと思いました。
すぐそこの水洗トイレに感謝しましょう、そんな話でした。
それでは。