好きなスーパーと嫌いなスーパー。それはそのまま生き残るスーパーと廃れるスーパーになると思う。
こんばんは。
ecogori07です。
スーパースーパー言いますが、スーパーマーケットのことですよ。
先日、世界でも屈指の規模を誇る食品スーパーのウォルマートが子会社の西友を売却するとのニュースが報じられました。
結局ウォルマートはこの報道を否定しており、どうなることやら、という情勢ですが、相当のインパクトのある内容でした。
そんなすったもんだを見ていて、これから想像を絶するペースで少子化が進む日本において、スーパー業界の勢力図の激変を予感しました。
といっても、日本全体のマクロなレベルの話ではなく、ぼくの身の回りのミクロなレベルの話です。
ぼくの家の周りにも、とてもたくさんのスーパーがあります。
皆さんもそうだと思います。
で、皆さんはどんな基準で行きつけのスーパーを選んでいますか?
立地、品揃え、欲しい商品の有無、清潔感、イベント・特売内容など、さまざまな基準があると思います。
そして、それぞれのスーパーにも、自らの強みと認識するものがあります。
人の価値観は多様なので、どれを重視すべきかどうかは決められるものではありません。
ただ、ぼくの経験上、この強みだけは早晩色褪せるだろうと思うものがあります。
それは、「立地」です。
今まで10年ほど1人暮らしを経験してきて、この強みにあぐらをかくスーパーが多いような気がするのです。
特に、駅の目の前にあるスーパーにその傾向が強いです。
労働人口が減り、テレワークが増え、通勤手段も電車がメインの座をこのまま維持するとは思えません。
にも関わらず、駅前立地のスーパーは、その立地という強みにものを言わせて「ただそこに商品があるだけ」の箱になってしまっている傾向が強いです。
店舗自体の魅力は皆無で、清潔感もなく、ワクワクするイベントや特売などもない、はっきり言って「嫌い」です。
立地ゆえの地代など、コストをかけられるところが多少異なるのは理解できますが、それにしてもAmazonといった既存流通の破壊者やコンビニエンスストアなどに押され、また先程も述べた労働人口の低下などで、駅前立地という強みはすでに薄れつつあります。
そんな状況下、明らかに営業努力が感じられない、活気のないスーパーをよく目にします。
このスーパー、あと10年持たないだろうな、、、。
そんなことを思いながら脇を通り過ぎるのです。
これらは間違いなく廃れるスーパーです。
一方で、日々何らかのイベントを実施して活気のある、清潔感に溢れたスーパーもあります。
ぼくは、多少家から離れていてもこうしたスーパーまで足を運んで、どんな商品を紹介しているのかな、と興味津々で店内を回ります。
こうしたスーパーは、「好きなスーパー」であり、これからも生き残るスーパーです。
食に興味がある身としては、やはりマーケットというからには活気が欲しいです。
活気の無いスーパーは、通販と一緒です。
それでは。